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花喰鳥文様 〜〜 「光る君へ」和泉式部の衣装より
和泉式部は恋多き女性。敦道親王との激しい恋が『和泉式部日記』に描かれています。「光る君へ」での衣装は「花喰鳥文様」。親王との恋の始まりの和歌…橘の花とほととぎすに由来しているのでしょうか? -
雲立涌文様 〜〜「光る君へ」脩子内親王の衣装より
脩子内親王は一条帝と定子の最初の子。若くして次々と家族が亡くなり、23歳の若さで出家。誇り高くも寂しい皇女でした。琴と書など才能豊かな女性で、出家後も母のような華やかなサロンを催しました。彼女の衣装は「雲立涌文様」です。 -
梅文様 〜〜「光る君へ」賢子の衣装より
紫式部の娘“賢子”は、母とは正反対の性格、明るくて大胆。でも母の文才は引き継ぎました。そして、賢子は恋の駆け引き上手。高貴な男性にモテたそうです。彼女は長生きをして、異例の出世をし、豊かで幸せな一生を送りました。 彼女の裳着の衣装は「梅文様」です。 -
鏡裏文様 〜〜「光る君へ」藤原惟規(のぶのり)の衣装より
紫式部の弟、藤原惟規は、明るくて 大らかな性格。姉とは正反対でした。そんな彼は「神の斎垣を越えた恋」に落ちます。恋人に逢うため、神聖な場所の垣根を越えてしまうのです。「光る君へ」の衣装は「鏡裏文様」です。 -
桜文様 〜〜「光る君へ」藤原公任の衣装より
藤原公任は生粋の貴公子。文学や音楽など芸術的才能に溢れる男性でした。思い通りにいかないとすぐ拗ねるし、つい余分なひと言を言ってしまいますが、皆から慕われていました。彼がドラマで着ていた衣装の文様は「桜文様」です。 -
桐竹鳳凰麒麟文様 〜〜「光る君へ」藤原行成の衣装より
藤原行成は書道の名人。ゆえに女性にモテました。少年の頃は苦労しましたが、運は真面目な彼の味方。道長と帝からの信頼厚く、出世しました。「光る君へ」での衣装は「桐竹鳳凰麒麟文様」。帝のみに許された文様を特別に賜りました。 -
花喰鶴文様 〜〜「光る君へ」藤原道長の衣装より
貴族たちは毎日を優雅に遊んでいたのでしょうか? 否、貴族たちは働き者、忙しい日々を送っていました。そして、遊ぶ時は雅に遊んだのです。「光る君へ」の中で、道長が着ていた衣装は「花喰鶴文様」です。 品格のある美しい文様です。 -
撫子(なでしこ)文様 〜〜「光る君へ」彰子の衣装より
中宮 彰子は、わずか11歳で天皇の妃となります。無表情で無口、内気すぎる性格で帝を戸惑わせますが、やがて賢后と崇められるほどに変貌を遂げます。「光る君へ」での衣装は撫子文様です。 -
藤唐草(ふじからくさ)文様 〜〜「光る君へ」 まひろの衣装より
日本の宝 …『源氏物語』。誕生の きっかけ は、どんなこと? 千年も読み継がれ、世界各国でも読まれている『源氏物語』の魅力は? 「光る君へ」での“まひろ”の衣装の文様は「唐花丸」と「藤唐草」です。 -
鳳凰(ほうおう)文様 〜〜「光る君へ」源俊賢(としかた)の衣装より
源俊賢は、道長の妻明子の兄です。苦難の子供時代を送った経験から、仇であっても力の強い者には逆らわず、スキルを磨き自らの努力で出世しました。「光る君へ」での衣装は「鳳凰文様」です。 -
松皮菱(まつかわびし)文様 〜〜「光る君へ」藤原宣孝の衣装より
藤原宣孝は紫式部の20歳も年上の夫。世渡り上手で財を成しました。紫式部にとって結婚した頃が一番幸せだったと言われてますが、わずか3年で宣孝は病死。この寂しさを埋めるため、式部は物語を書き始めました。 宣孝の衣装の地紋は「松皮菱文様」です。 -
向蝶丸文様 〜〜「光る君へ」中宮 定子の衣装より
一条天皇の中宮 定子はとても魅力的な女性でした。美しさは父親譲り、賢さは母の教育の賜物。彼女は華やかな文化サロンを築きました。 「光る君へ」での定子の衣装は「向蝶丸文様」です。